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ぐっどら① その1

ぐっどら①
03 /22 2011

その001
その002c

「私はついてない」

ジリリリリリリリリリリリリリリ・・・・・・

朝からけたたましい金属音を発してくれる。
毎朝毎朝、勤勉なものだ。たまには職務怠慢もしなさい。
カーテンの隙間から差し込む陽光を避けるように、顔を枕に埋めたまま、手探りで目覚ましを探し、慣れた感覚でスイッチを落とす。
「んん…っ」
昨日は自分が悪くもないミスで上司に怒られ、親友もとい悪友の悟子を付き合わせ、自棄酒をした。そんなにお酒に強くないのだが、飲まずにはいられないってやつで、悟子の制止も聞かず、飲みに飲んだ結果、べらべらに酔っ払って、一人で帰っていたら、お巡りさんに補導され、注意を受け、へとへとになって帰ってきた。
「さむっ…」
帰ってきたらそのまま服も着替えないで、ベッドにダイブ。いくら部屋の中とは言え、冬の初めに布団もろくに着ないで寝るのはいささか無理があったようだ。
「暖房、つけよ…」
目覚ましを止めた手とは逆の手で、フローリングを手探りで探す。床が冷たくて辛いのを堪えながら探すも一向に見つからない。しばらく探したところで、ベッドのまわりにないことを思い出した。なんだって昨日の私はそんなところに置いたのだろう。
「はぁ…もぅーなんなのよ…」
昨日の自分を呪いながら、眠い身体をベッドから引き上げる。
「朝からついてな…」
そう、私はついてない。
だから、別に仕事のミスを押し付けられたり、偶々警察に補導されたり、暖房のリモコンが遠くにあったとしても、少し愚痴るぐらいでいつものことだと、許容するだろう。
だがしかし、

「いっ?」

いつもの見慣れた自分の家に見知らぬ男が佇んでいた。

知らない男が家にいる。ということを私は許容できるものだろうか?
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コメント

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No title

漫画化ktkr!!
これからも作品を楽しみにしています!
がんばってください!

崎原 一研

エキゾチック:
外国の雰囲気・情緒のあるさま。異国的。
外国の人から見れば日本も外国。

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